第5話・「仮説」と「そうはならんやろ」の違いを生むもの。

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心を燃やせ。

打ち合わせの時に、うまくいかなかった例とうまくいった例などがあればわかりやすいんですけども。
 
 
うまくいかない打ち合わせは「2年後に年収2000万欲しい、でもどうすれば良いかはわからない。教えて欲しい」とかです。
ビジネスでやっていく世界線なら、1000万の為に僕にいくら払う?ってことになりますし。
アートの世界線にたってるつもりだとしたら、僕に訊いてる段階でアートじゃないでしょう?
 
 
あ〜‥‥なにかビジョン風なことを言わなきゃいけないから無理やり吐き出しちゃったんだろうな‥‥確かにちょっと浅はかかもしれませんけど、新人だからこそやったことないから計画も立たなかったんだろうし‥‥
 
 
当たり前ですよ!未踏のことなんだから計画なんて立つわけないじゃないですか!
 
 
またもや当たり前って言ってくれた?! 計画無くても良いんです?!
 
 
一部の慣れてる人は売り込みについて具体的な計画(プラン)がある人もいます。やっぱり最強です。
でも新人は「やったことない」んだからプランが立たないのは当たり前。これからやることの流動的なイメージくらいで十分だと思います。「見通し」や「仮説」ってレベルで十分です。

といっても、あまりにポエムな見通しや仮説はダメですよ?「そうはならんやろ」みたいな仮説は流石に勘弁してもらいますけど。
 

 
でもでもでも!自分にとっても夢みたいな話なんだから、何を考えても「そうはならんやろ」になっちゃいますよ〜。そういうときやっぱり夢の話ってばかにするでしょ、うわーん!
 
 
いやいや、夢を否定はしてないんですって!夢や謎の情熱抜きに、聞き手の心を刺すことは不可能ですから!
そうじゃなくてご自分の夢にストーリー分岐を想定して穴を塞いでいけば、少しづつ現実的になってくるはずでしょってことです。

売れられてない人のケースですけど、例えば「サンプルをマネージャーに渡す」→「マネージャーが聞いてアタシのことを良いね!って思う」というポエムがあるじゃないですか?
 
 
そらきた!それだけでポエム扱い!
 
 
だってあなたが頼りたいと思うマネージャーってことは超有能な実績のあるマネージャーさんなんでしょう?だとすればあなたの他に何枚サンプル聞いてるんですか?
 
 
た、確かに希望的観測にすぎて、ポエム扱いされても仕方なかったかも‥‥(汗)
 
 
「サンプル渡しました」の後に、Bad Endへのフラグが立っちゃう可能性がいくつも想定できますよね?
過去 Twitterグラレコにその辺詳しく描きましたんでぜひ読んでみてください。
 

 
(読み終えて)なるほど‥‥”そんなこともあろうかと”を用意して、水の流れをコントロールする感じ? それだけで夢レベルの話をきちんと商品に近づけられるのか‥‥!
 
 
そうそう。筋を通すっていうか。夢が少しづつリアリティ持ってくるでしょう?
売れてないけど売れたいっていうなら、夢という材木に現実という着火剤つけて心を燃やせ!
 
 
実はこれまで「ナレーターになりたいって思うってることすらちょっと場違いな感じする」って思ってたんですよ‥‥でもそれって夢を夢のままにしちゃってたから自分自身で居心地悪くしちゃってたのかな?って思ってきました‥‥
ごりっぱさんが求める『ご本人がご本人自身にコミットする』の意味もわかってきました‥‥
 
 
では最後にやる気の出てくる「うまくいった例」を因数分解してみましょう!
第1話

向き合いたいから。

胸張って料金を請求したい

 

第2話

表現者同士リスペクトしあいたい。

 振り付けは極力やりたくないんです

 

第3話

演出は「目的」。振り付けは「手段」。

顔色伺うプレイヤーが自分を売れると思えない

 

第4話

感想(ポエム)と説得(プレゼン)は別物。

ビジネスorアート?それが問題だ 

 

第5話

「仮説」と「そうはならんやろ」の違いを生むもの

心を燃やせ

 

第6話

プレゼンの語源は「プレゼント」なんだから。

義理チョコならぬ義理サンプル