サンプルが作れる魔法のアンケート

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サンプル作るその前に

考えがまとまる魔法のアンケート

このアンケートは下記の方の「考えをまとめるもの」です。

 ・考えすぎてとっ散らかっちゃった人
 ・そもそも何を考えれば良いのかわからない人
打ち合わせの時のメモとしても使っていただければと思います。(提出は任意です)

サンプル作成の申込みは
 
アンケートのさらに下欄にあるもぜひお読みください。

Q.16の「売り込み現在位置」解説&ガイドライン

売り込みがあまり得意でないなど、何かガイドがあった方が安心できる人向け

Step1【認知】

成果=とにかくナレーターのラインナップに入れてもらう、な段階。


私の現状は、売り込み相手が私のことは知っていても、キャスティングのラインナップに入れてくれてるどうかは正直微妙なところです。
そこで今の私には2つの選択肢があるかなと思います。「①強硬策」と「②堅実策」です。

「①強硬策」知られてようがなかろうが買ってみてくださいと訴えるルート。もちろんゴリ押しするからには先方に理解してもらえるだけの「それなりのプレイ、または何らかの客観的事実」などを示さなければとも思います。

プレイや売り込みイメージもぼんやりしたまま押しかけるのですから、もし情熱をうまく評価してもらえることがあれば超ラッキーだけど‥‥最悪のケースでは「押し売りしてくる人認定されてしまう」ことだって十分あると思います。強硬策を選ぶ場合は嫌われることも覚悟して挑みます。

もう一つの選択肢としてあるのは「②堅実策」。私はここにいます!ということだけでもわかってもらえたら十分に成果!を落とし所に進んでいくルートです。

今は、私と先方との間に距離があるのかもしれませんが、その状況を俯瞰でみてれば「お互いの関係性のプレッシャーが低く、聞き手にとって重荷にならなくて済む」とも言えそうです。

自分の未経験さをある意味でポジティブに捉え、先走って選択肢を狭めたりせず、とにかくのびのびした声や読み、私のパーソナリティなども含めてアピールを聞いてもらえればと思います。長い目で見てもらうため、今後の下地になるサンプルになればいいなと思います。

 

打ち合わせ前にあなたがやっておくと良いのは?

まずはごりっぱには「①強硬策」と「②堅実策」どちらにするかを教えていただけると助かります。

その上で「あなた自身がそのジャンル好きだからパワーが強いと思われる」「あなた自身が読んでみたいジャンルだから情熱が乗りやすい」といった原稿などをテレビや雑誌から参考資料として準備してみてください。あなたの「原稿チョイスから浮かび上がるあなたの視野」もごりっぱに伝わりやすくなります。

また、自己アピールなどを箇条書きメモなどで軽くまとめておいていただけると、何かで使えるかもしれません。

打ち合わせでは次のステップにつなげていくためのお話もしやすくなると思います!
 

▼今のところの推薦スタイル▼

◉【扱いやすいセパレート】30秒程度のものを1個づつ。総尺2分〜4分。便利!

Step2【興味】

成果=横並びから1歩前に出ること、な段階。



私は、売り込み相手の頭の中にあるナレーターリストに入ることはできていると思います。
なので横並びから1歩前に出るために、さらに興味を引く段階かと思っています。

サンプルを聞いた売り込み相手から「続けて?」「他には?」等を引き出し、次に繋げるチャンスを増やすことが必要だと思います。

でも実は、売り込み相手に何が刺さるのか、私にはまだはっきり見えていません。つまり何をサンプルに入れれば良いかが漠然としている状況です。

とはいえ「背伸びしまくってむりやり即戦力感を出そうとした結果」自分のリソースを分散してしょぼい結果にはなりたくない。

そんなわけで、スピード感をもちつつ情熱や、軽いアイデアをぶつけていったほうが効果が高い段階かなと思います。

少し乱暴な言い方ですが「質より量」の提案をして、興味を逸らせないことに全集中したいと思います。

 

打ち合わせ前にあなたがやっておくと良いのは?

Setp1からSetp2に向かう段階では、売り込み相手のニーズがわからなくても普通です。
というのも、ほんの少しだけマーケティング視野ですが「顧客本人だって自分自身の深層ニーズには気づいてないこともよくあるから」です。だから凹んだり恥ずかしい思いをしなくて大丈夫です。

それよりもStep1から確実にステップアップできた自分を信じて、足を止めてしまわないことをテーマにたくさん動く時期だと思います。

打ち合わせの前には、あなたの「読みたい/この原稿好き」という気持ちで選んだ原稿ももちろん活かしつつ、さらに他にも「あなたが評価されたことがある読みの原稿」または「先方のニーズを満たせそうな(気がするレベルでok)原稿」などを準備してもらえればBetterです。

余裕があれば、Bestを目指しSTEP3に近づくためにも「引っかかりやすさに繋がりそうな読み」を目指して、売れっ子ナレーターをあなたなりの研究・分析(コピーなど)をしたり、巷でどんなものが流行っているかなどの話題メモなども用意してみてください。

そうすることでDay1打ち合わせでは、あなたの情熱をどうサンプルに効果的に入れられるかアイデアが生まれやすくなると思います!
 

▼今のところの推薦スタイル▼

◉【1本もの_スタンダード】1分〜3分程度。内容は散りばめるけどデータ繋がってる。最後まで聴いてもらえれば振り幅も伝わりやすい。

Step3【ニーズ促進】

成果=トライ&エラーを続けてもらえれる関係性を維持しつつ前進、な段階。



売り込み相手には私への興味を持ってもらえていると考えられます。そう考えられるのは、サンプルの感想をもらえるなど客観的な事実があるからです。

そこで現在の「トライ&エラーを続けられる関係性を維持しつつ」前進できれば成果です。

その上で①『う〜んそれだと今は呼べないんだけど‥もしこういうのだったら良かったなぁ』など次回へのヒントをひき出す。

または、②新しいニーズを感じてもらえる所までいきたいと思います。

そのためにナレーター側から「じゃこっちの提案はどう?」とリードしていくことが必要な段階だと思います。

なので今回のサンプルでは、2つの選択肢があります。

「①ひとまず新鮮さを伝えられれば成果のBetter路線。

もう少し頑張れそうなら「②売り込み相手にとってプラスになれそうな提案を入れるBest路線」を目指したいです。

 

打ち合わせ前にあなたがやっておくと良いのは?

一番のおすすめは、ごりっぱに打ち合わせにいらっしゃる前に、あなたが売り込み相手と直接お話して、実際も感想や希望を聞いておくことです。
そうすればごりっぱ来店時の打ち合わせで選択肢や発想が爆増えします。

②の新しいニーズの提案に向かいたい場合は、売り込み相手に、かる〜いふんわり質問(極端な例でいうとバラエティなのに怖い声とかどう?とか)しておけるとアイデアに繋がりやすいですね。
なぜ軽くで良いかというと、ゴリゴリに質問しすぎると、売り込み相手を身構えることかえって素直な感想が出づらくなってしまったり、次回売り込み時用のサンプルを作る時のハードルを上げすぎてしまい、あなたの足が止まってしまうかもしれないからです。「提案する時は共にゴキゲン」が鉄則です。

ふんわりリサーチで、あなたにふんわり提案が生まれたら。
サンプルにどんどん盛り込んでいきましょう。もちろんごりっぱもアイデア/ブラッシュアップでサポートします。

ふんわり提案の段階ですから、成果に結びつくかどうかは今のところはこだわらないで大丈夫です。新しい提案=前例がないってことですから、とにかく試すことを優先しましょう。それよりも、あなたがマゴマゴしてる間に「飽きられる/見限られるリスク」だってありますから。
試行錯誤を楽しみ、数を打って、新鮮さを保った者勝ちです。

一方、事情があってリサーチが難しいというかた。自宅でアイデアを持てる方法もたくさんあります。
例えば同じ原稿を前にした時にどう読むかを考えることで、読み自体にアピール性を持たせることもできるかもしれません。

たとえば同じ報道でも「朝昼夜での雰囲気の違い」や「チャンネルごとの雰囲気の違い」などについてあなたなりでOKですので、うっすら分析を試みておく。

売り込み相手のHPやSNSを拝見して作品の傾向を掴んでおいたり、あなた以外のナレーターではどなたを使ってらっしゃるかなどを知っておくことも、発想に繋がりますよ。

そうすることでDay1打ち合わせ当日は、あなたなりの分析に基づくプレイ(それはすでに個性そのものとえるでしょう?)を、ごりっぱが持っている現場感覚と擦り合わせしつつ、演出やサンプル構成に盛り込んでいきましょう!

▼今のところの推薦スタイル▼

◉【扱いやすいセパレート】30秒程度のものを1個づつ。データもそれぞれ独立したもの。総尺2分〜4分。使いやすい!便利!
◉【1本もの_スタンダード】1分〜3分程度。内容は散りばめるけどデータ繋がってる。最後まで聴いてもらえれば振り幅が伝わりやすい。
◉【1本もの_ジャンル絞り】1分〜4分程度。スポーツなどジャンルを絞り、振り幅はシーンでの読み分けで表現。狙いがわかりやすい!

Step4【爪痕】

成果=『いつかどこかで”必ず”使いたい!』と買い手の心に刻む、な段階。



現在の私はStep3の段階だと思います。

そこでさらに前進するため「今すぐは呼べないけど後日"必ず"使いたい!」と、売り込み相手の心に刻みたい。

そう思わせるために必要なことが、声の良さか、プレイのクオリティの高さか、大胆にエッジにたったプレイか、なんだかはまだわからないけど、攻めることで爪痕さえ残せれば、すぐに声が掛からなかったとしても今回の売り込み作戦は99パーセント完了と言っても過言ではありません。

あとはタイミングだと思います!

 

打ち合わせ前にあなたがやっておくと良いのは?

おすすめは「どんな人たち向けてのサンプルか(例えば報道スタッフとか)」を絞ることです。

売り込み相手にリアリティを持つことで「あなたが何をアピールするか」つまり、どんなプレイをするか+なぜそうするか、があなた自身にわかりやすくなります。

そうすることで、サンプルを使って伝えたいことが間違いなく伝わるような工夫ができるようになったり、"あえて逆張りのプレイをおもしろ提案する”などの賭けにも出やすくなると思います。

さらに余裕があるようなら「他ナレーターと何が違うのか」がメッセージできるプレイや原稿にしましょう。ここまでできれば完璧です。


Step4はゴールの幅が広いです。

ソフトモードの場合なら「新鮮ささえ届けばOK」があります(Step3と違うのは”売り込み相手に完全にカスタマイズしきれている”ということです)

ハードモードの場合なら「めっちゃ使いたい」と思ってもらうことです。Step5に近いぐらい提案が必要です。

多くの人が悩みやすいのが「売り込み相手を絞るのが難しい」です。そういう場合でも「なんとかスポーツ絞りにしてみる」などができないか視野に入れてみてください。


ターゲットは絞れるのであればできる限り絞ることをおすすめはします。理想を言えば、どの会社のどなたなのかその顔を思い浮かべられるくらいまでです。

なぜかというと、例えば「報道向けのサンプルなんだな」ってことがわかりさえすれば、別の売り込み先(報道畑じゃない顧客など)がサンプルを聞いた時も、あなたが何を訴えているのかはわかるからです。

サンプルだけでなく、HPやその他売り込み全般に「誰が誰に何を言っているか」を明確にしていきましょう

こんな風にイメージしてみるとわかりやすいかもしれません
渋谷スクランブル交差点など雑踏の中で「ねー!ねー!」と叫んでも、通行人は自分に関係ないから素通りすると思います。というか誰に向かって何をしようとしてるのかがわからないから、通行人は恐怖を感じて、逃げていくでしょう。
そこで「男性の方!」と叫べば、何人かの男性は少なくともあなたを見てくれるかもしれません。「男性で!テンガロンハットで!黒革ベストの方!」くらいまで叫ぶことができれば、呼ばれた本人がつい「え?私を呼んでる?!」とあなたを振り向く可能性が上がると思います。また、呼ばれた本人以外の通行人の中には、あなたの代わりに”あそこで呼んでるみたいですよ”と呼び止めてくれるサポータも出てくれるかもしれません。



ターゲット絞ることは、絞ったそのターンでは可能性が狭まると感じるかもしれません。でも「その後のターン」で格段に可能性が広がっていきます。絞ることでしか生まれない選択肢がたくさん生まれているからです。

そうすればDay1打ち合わせ当日のあなたとごりっぱの話題は「売り込み相手があなたを脳内のどの記憶フォルダに入れるか」「どう新しいフォルダを作ってもらえそうか」に絞ることができます。プレイや原稿選びなどあらゆる選択の落とし所が生まれます。

あなたとごりっぱは、選択の根拠を共有した共通言語を持って収録に臨めるので、例えばちょっとした語尾の上げ下げについても、ごりっぱはより高度なディレクションを。あなたは高い解像度を持ってプレイに集中できると思います。精度ブチ上がりです。

プレイや原稿など、あなたの気持ちだけでなく、相手に届くよう根拠を作る。そうやってきちんと爪痕をサンプルに刻みましょう。

▼今のところの推薦スタイル▼

◉【1本もの_ジャンル絞り】1分〜4分程度。スポーツなどジャンルを絞り、振り幅はシーンでの読み分けで表現。狙いがわかりやすい!
◉【コンセプト_ブランディング】自己紹介/価値観/売り/などを自分から強く発信告知していくメッセージ優先の作り。他業種プロからナレーター転向する人の第1歩にはおすすめ!現場未経験の新人にとっては話のタネにはなるかもだけど、実力不足が悪目立ちしてしまう可能性も少なくない、ハイリスクハイリターン!
◉【コンセプト_モチーフ】または【コンセプト_モチーフ(捨て身)】

Step5【トリガー】

成果=『提出後、数日から半年でオーダーが来てもおかしくない』そんな最後の一押しの段階。



私のこれまでの実績や営業活動で、客観的にみても[計画Step1〜4]は済んでいると考えられます。

そこで、いよいよ、売り込み相手に今回のサンプルを聞いてさえもらえれば、数日〜半年の間にオーダーが来てもおかしくないレベルの『最後の一押し』に取り掛かりたいです

Day1打ち合わせまでには「どんな流れを経て私にオファーが来るか?」をリアリティを持って、ある程度想定しておきます。

 

打ち合わせ前にあなたがやっておくと良いのは?

最後の一押しを考えることはStep1~4とは文脈が異なってきます。

あなたのナレーションは当然良い(うまい下手という意味ではなく"使いたい")のだと思います。そして競合となる他ナレーターは最前線のプロばかり、それは売り込み相手からみたら「どのナレーターを選んでも正解」という状況のはずです。


このステージまでくると、サンプルの原稿/構成/読みの違い/などのクオリティの高さは当たり前のことに過ぎず、選ぶ理由とは直接的なつながりはなくなってくるのかもしれません。

そこで相手を、つい笑わす/つい泣かす/つい真似したくならせる/など、平たい言葉でいうと『”一本”を取れるかどうか』にかかってくるかと思います。

乱暴な言い方をすると"雰囲気/空気"なのかもしれません。売り込み相手に「あなたを使うことでどんな風にハッピーになると信じさせられるかどうか」なのだと思います。

Step4のように待つのではなく”今まさに”誰かを動かそうというのですから、最重要課題はあなたの強い意志、それのみです。

それは読みのクオリティかもしれません。漂う雰囲気(センス/覚悟/信頼/逆に無防備すぎてオモロい/など)かもしれません。売り込みプランの精密さかもしれません。圧倒的な情熱かもしれません。ただのラッキーかもしれません。
あなたが人生を賭けて、どれか一つでもフォーカスしきることが肝心です。

そしてそれをを「キャッチフレーズ」「キラープレイ」などに落とし込んでおくためには、まずはあなた自身が売り込み相手になぜ今”私を選んだ方が良いかを説得する準備が必要です。そうした準備が、どこまで売り込み相手への明確で信頼性あるメッセージになりうるかが、ごりっぱと話し合いの議題になるかと思います。

説得の根拠となりえるプレイ/原稿選び/キャッチフレーズ/宣材写真との連動/HPやSNSとの連動/などなど、先方に"あなたを選ぶとハッピーになる”と伝えるための客観的なデータや資料や、売り込みプランのキモになるアイディア(極端なことをいうと次回割引券でも良いのです)、あなたなりで構わないので案を箇条書きメモなどをひとまずまとめてみてください。

まずはあなたの強い意志を形にするところから始めましょう!
そうすることで、ごりっぱが持つ18年のノウハウの隅々にまで血が駆け巡ります!

▼今のところの推薦スタイル▼

◉ 【扱いやすいセパレート】30秒程度のものを1個づつ。データもそれぞれ独立したもの。総尺2分〜4分。使いやすい!便利!
◉ 【1本もの_ジャンル絞り】1分〜4分程度。スポーツなどジャンルを絞り、振り幅はシーンでの読み分けで表現。狙いがわかりやすい!
◉ 【コンセプト_モチーフ】世界観を有名作品縛りなどにして印象に残りやすくする。世界観ありきで構成するので実技がコンセプト負けしない上級者向け。うまくいけばサンプルが"作品"に。めざせ硫黄島!