木曜の章(前編)アピールが伝わる「ストーリー」を考えてみる

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夢物語ではなく現実的に

ストーリーとは手品を正面からみた時の観客側に伝わる「台本」のことです。
一方でプロットとは「準備と仕掛けを踏まえた演者側の台本」のことだと思っていただければと思います。テレビバラエティの芸人さんたちはよく「裏回し」と言ってたりします。
 
サンプルやアピールの際「どう見つけてもらうか」というストーリーを考えるのは大事です。ですが、裏回しなしにそのストーリーは感じてもらいづらくなります。
 
例えば、あるスタッフが「前回のナレーターは煽ってほしい時に煽ってくれなかった」と不満を持っているとしましょう。その上でそのスタッフがどうやってあなたを見つけて、声をかけるかを、先回りしてサンプルやチラシに触れておければ、あなたのアピールの精度はぐっと上がります。

プロットは、高度なものでなくても良いと思います。
例えばHPで「煽り声量◉デシベルの新人現る(あの某有名ナレーターさんでも◉デシベルです、当社比)」などと、おバカなキャッチフレーズを添えてみるなどでもOKだと思います。
 

お金を手放すその瞬間まで、グルグルと迷いや不安で頭いっぱい

ご自分の買い物などを振り返っていただけると「お客さんというものは、財布を取り出しお金を手放すその瞬間まで、グルグルと迷いや不安で頭いっぱい」ということがわかっていただけるかと思います。

購入までの間にちょっとでも導線が乱れてストレスがかかると、注文を諦めがちです。

そこで、例えばHPのボイスサンプルのすぐ隣にきちんとオーダーフォームやボタンを置いてあれば、申し込みまでの導線がスムーズで、それだけでもは変わってくると思います。

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